金融の話題

金融投資に関する基本的な考え方をシェア!

はじめに

最近は、
「投資に興味があるけど、
何から始めればいいかわからない……」
と相談してくれる友人が多くなりました。

現在、
商談などでは、
保障と貯蓄という観点から、
どちらも重要であることを
説明させてもらっています。

今回はその復習として、
投資の概要について
一緒に情報を今後数回にわたって、
シェアさせてもらえたらと思います。

まず、
投資は何から
始めてよいかわからない!という方は、
投資で利益を得る仕組み
理解することが、
投資の第一歩になるかも知れません!

そのため、
利益が出る仕組みや、
株式投資と投資信託の違い、
NISAやiDeCoの効率的な活用方法など、
第一歩を確かなものにするための
基礎知識をシェアします。

~「3つの鉄則」で投資リスクを小さく~

投資は、
将来の利益に期待して
資金を投じるものである以上、
損失が発生するリスクが
常につきまといます!

リスクを低減するための
3つの鉄則」を確認します!

投資リスクを抑える鉄則1
「余裕資金」で投資する

投資による利益は約束されたものではありません。
運用結果によっては
資産が減る可能性があります。

また、タイミングによっては
すぐに現金化できない可能性もあり、
生活費や教育費などを切り崩して
投資資金にあてると、
生活そのものが崩壊するリスクに
さらされることになります。

自分の
「余裕資金」が
どれくらいあるのかを知るために、
現在の資産から
「必要資金」を算出してみましょう。

まずは収入の3ヵ月程度
計算します。

これは月々の生活費と、
医療費や修理費用などの緊急費用が含みます。

次に教育資金、
住居や車のローン返済額、
旅行費用など、
使い道が決まっている
預貯金も必要資金に組み入れます。

こうして資産から
必要資金を差し引きし、
残ったお金が「余裕資金」です。

使う予定のないお金だけを
投資にあてることで、
たとえ損失が出たとしても、
使えるお金が明確になっているので、
再投資して取り戻す可能性が生まれます。

投資リスクを抑える鉄則2
リスク軽減のための分散投資

リスク分散を説明するときに、
よく言われる「卵とかご」の比喩、
1つのかごにすべての卵を入れてしまえば、
かごを落としてしまったときに
卵はすべて割れてしまいます。

しかし
複数のかごに卵を分けておけば、
かごを1つ落としても
他のかごの卵は割れずに残る、
というわけです。

投資における分散には
主に3つあります。

まずは、
複数企業の株式や債券を
組み合わせることで
特定企業や業種の暴落リスクを低減する
資産分散

国内株だけでなく、
外国株などを組み合わせる
地域分散

1度にまとめ買いをせず
複数回に分けて購入する
時間分散
があります。

この3つの分散方法を実行して
損失リスクを小さくするのが
一般的な手法と言われています。

投資リスクを抑える鉄則3
短期売買は避けて中長期でじっくりと

なるべく長い期間運用することも、
投資初心者が失敗しないコツの1つです。

そのメリットは3つ挙げられます。

中長期投資のメリット1:時間分散

価格が変動する金融商品を
一度にまとめ買いすると、
値下がりですべてが元本割れを
起こしてしまうかもしれません。

投資タイミングをずらして
リスクを小さくする時間分散を
効率的に実現するのが、
少額ずつの投資を継続的におこなう
「積立投資」

たとえば
毎月の投資金額を一定にすれば、
価格が高いときには少量の金融商品を、
安いときには多くを購入することになります。

このように一定金額で
定期的に金融商品を買い続ける方法は
ドル・コスト平均法」と呼ばれ、
毎月同じ量を購入する「定量購入法」よりも、
平均購入価格を安く抑える効果があります。

中長期投資のメリット2:複利

最初の元本だけに利息が付く計算方法を「単利」、
一定期間ごとに利息を投資元本に組み込む
計算方法を「複利」といいます。

たとえば100円の元本に1ヵ月ごとに
5%の利息が付くとすると、
単利なら1年後までの利息は60円ですが、
複利であれば80円と、
元本に対して20%も利息が大きくなります。

収益を投資資金に組み込んでいく
投資スタイルは、
長期になればなるほど有利になるといえます。

そのため、開始年齢が若いほど、
自動的に有利になるわけです。

中長期投資のメリット3:変動リスクの軽減

株価は日々刻々と変動し、
短期的には大きな値崩れを
起こすこともあります。

しかし長期的に見れば
平均株価は少しずつ上昇しているので、
短期的な値動きは中長期では
収束する傾向にあります。

損切りの判断も重要ですが、
すぐに結論を出さず、
じっくり待つことで
回避できるリスクもあります。

おわりに

投資は、
怖い、よくわからない
という言葉をよく聞きます。

私は、この発言の背景は、
情報不足が起因していると
考えています。

例えば、
『週末に
バスケットボールをやらない?』
といわれたらどうでしょう?

私はサッカーが好きなので、
あまり、乗り気では
ないかなという判断を
するかと思います。

ただ、よくわからないから、
怖いなどとはならないと思います。

なぜなら、自分で、
判断しうる材料があるわけですからね。

では、今度は、
『週末にチャレリアをやらない?』
といわれたらどうでしょうか?

そうなると、
さきほどとは一変して、何それ?
よくわからん。怖いな。
となるのではないでしょうか?

チャレリアとは、
メキシコ版ロデオだそうで、
牛にまたがり、けが人が
多く出る競技だそうです。

チャレリアを知って
やってみたい、
よりやりたくない
などの意見のわかれはあるでしょうが、
投資に関しては、
これ以前の段階で
進めていない人が多い印象を
受けてます。

まずは、
情報を自分で調べてみることから
始めてみては
いかがでしょうか?

無知はコストです!
情報を入れて効果的な選択を行っていきたいですね!

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