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健康は足元から!失敗しない靴の選び方と履き心地チェックポイント

多くの人が悩んでいるので、今回はその解決策をお伝えします。

「新しい靴、どれにしようかな?」
「おしゃれで履きやすそうだから、これでいいか!」
そんなふうに、デザインやサイズだけで靴を選んでいませんか?

実は、合わない靴を履き続けると、足だけでなく体全体に悪影響を及ぼすこともあるんです。

今回は、「靴選びで気をつけるべきポイント」と「健康と靴の関係」について、分かりやすくご紹介します。

足は体の土台!靴選びが健康に関わる理由
私たちの足には、大切な役割がたくさんあります。

✔️ 体重を支える
✔️ 歩くときに前に進む力をつくる
✔️ バランスをとる
✔️ 着地時の衝撃を吸収する

これらは、足の骨・関節・筋肉・靭帯が正しく機能しているからこそ成り立っています。
でも、合わない靴で足に負担をかけると、バランスが崩れ、足だけでなく膝や腰まで痛める原因になることも。

さらに、足は血液を心臓に送り返す「ポンプ」の役割も担っているため、靴選びをおろそかにすると血流が悪くなり、冷えやむくみ、疲れやすさにつながることもあるんです。

履きにくい靴=転倒リスクもUP
「ちょっと歩きにくいけど、おしゃれだから我慢しよう…」
そんな靴を無理して履いていませんか?

ある調査では、「履物が原因で転倒・転落した人」が約38.5%もいたというデータがあります。
特にスリッパやサイズの合わない靴でつまずくケースが多いそうです。

「ちょっとくらい大丈夫」と思っても、油断は禁物!
転倒は骨折やケガにつながる危険もあるので、普段履く靴こそ慎重に選びたいですね。

失敗しない!靴選びの5つのチェックポイント
では、どんな靴を選べばいいのでしょうか?

靴を購入するときは、次の5つを意識してチェックしてみてください。

① かかとのカーブが、自分のかかとにフィットしているか
② 土踏まずが、靴のアーチ部分にしっかり合っているか
③ 足幅(ワイズ)が狭すぎず広すぎず、ピッタリ合っているか
④ つま先に10mm程度の余裕があり、指が当たっていないか
⑤ 靴の履き口(トップライン)がきつすぎず、隙間が空きすぎていないか

これだけ確認してから試し履きをすると、「買ったのに足が痛い…」という失敗が減りますよ!

試し履きは必ず「両足」で!
靴を試すときは、必ず「両足」で履いてみましょう。
歩いてみる、片足立ちしてみる、しゃがんでみるなど、実際の動きに近い姿勢をとって、痛みや違和感がないか確認してください。

さらに、「靴を買う時間帯」も重要です。

おすすめは「午後3時ごろ」。
足は朝より夕方にむくみやすく、午後3時くらいが一番サイズ感を確かめやすいと言われています。

靴底(ソール)の厚さ・硬さにも注意!
実は、靴底の厚みや硬さも履き心地に大きく関わります。

✔️ 厚すぎるソール…バランスを崩しやすく、転びやすくなる
✔️ 硬すぎるソール…足が前に出しにくくなり、歩きづらさを感じる

「歩きやすい靴=ソールが柔らかく、適度な厚み」が理想です。

「履きやすい靴」と「合っている靴」は違う!
「履きやすい靴」と聞くと、「スポッとすぐ履ける靴」をイメージしがちですが、要注意。

簡単に履ける靴ほど、足と靴に隙間ができやすく、歩いているうちにズレやすいんです。
その結果、足が疲れたり、靴擦れになったり、転倒しやすくなることも。

「ちょっと履きにくいけど、ピタッとフィットする靴」が、実は体に優しい靴なんです。

まとめ
おしゃれな靴も素敵ですが、毎日履く靴こそ「足に合うかどうか」を重視して選びましょう。

✔️ かかと・土踏まず・足幅・つま先・履き口をチェック
✔️ 試し履きは両足で、午後3時頃がおすすめ
✔️ ソールは柔らかめで、厚すぎないものを
✔️ 「履きやすい」より「足に密着する靴」を選ぶ

足元から健康を支えるために、ぜひ今日から意識してみてくださいね。

この情報が皆さんのお役に立てば幸いです。

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