多くの人が悩んでいるので、今回はその解決策をお伝えします。
今年は例年以上に暑い日が続き、「夏バテで食欲が落ちた」「体調を崩して食事がすすまない」という声も多く聞きますよね。
食欲がない時でも、栄養をしっかり補給することで、体力回復が早まり、元気を取り戻すきっかけになります。
今回は、「食べられない時でも無理なく栄養補給するコツ」と「おすすめ食品」をご紹介します！
まずは水分補給を忘れずに
食欲がない時は、食事量が減ることで、食事から摂れる水分も不足しがちです。
気づかないうちに脱水症状になっていることも。
「食べたくないから、飲み物もいいや…」となるとさらに体調が悪化してしまう可能性もあります。
水や麦茶だけでなく、以下のようなものでも水分補給になります。
✔️ 味噌汁
✔️ 野菜スープ
✔️ ゼリー飲料
✔️ スポーツドリンク
「こまめに少しずつ」がポイントです！
手軽につまめる食品で気負わず栄養補給
食欲がなくても、「少しなら食べられる」ものってありますよね。
そういう時は、一口で食べられるサイズのものを用意して、つまむ感覚で栄養補給を。
例えばこんな食品がおすすめです。
✔️ 一口サイズのおにぎり
✔️ サンドイッチ
✔️ 小さく切ったカステラ
✔️ 果物（バナナ、リンゴ、ぶどうなど）
「全部食べなきゃ」と無理をする必要はありません。
「ちょっとだけでもOK」と思って、気軽に口にしてみましょう。
喉ごしが良く、食べやすいものを常備しておく
食欲がない時は、さっぱりしたものや喉ごしの良いものが食べやすく感じます。
例えば…
✔️ おかゆ・雑炊・茶漬け
✔️ そうめん・うどん
✔️ 茶碗蒸し
✔️ プリン・ヨーグルト
✔️ ゼリー
✔️ 柑橘系以外の果物（バナナ・リンゴなど）
これらは消化にも良く、負担が少ないのでおすすめです。
さらに、「冷凍うどん」「レトルトおかゆ」「ゼリー飲料」などを常備しておくと、体調が悪くて買い物に行けない時も安心です。
少量でも栄養価の高いものを取り入れる
食事量が減ると、どうしても栄養が不足しがちになります。
そんな時は「少量でエネルギーとたんぱく質が摂れる食品」を意識して選びましょう。
特に高齢者は、たんぱく質不足になりやすいと言われています。
厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」では、1日に必要なたんぱく質量は以下の通りです。
✔️ 18～64歳男性：65g
✔️ 65歳以上男性：60g
✔️ 18歳以上女性：50g
たんぱく質とエネルギーが同時にとれる手軽な食品
次のようなものを、おやつや朝食にプラスすると、無理なく栄養補給ができます。
【コンビニやスーパーで買えるもの】
✔️ プロテインバー
✔️ ゆで卵
✔️ チーズ
✔️ ヨーグルト
✔️ 牛乳・豆乳
✔️ バナナ
✔️ カステラ・どら焼き（糖質＋卵でたんぱく質もとれる）
【家で準備できるもの】
✔️ 卵料理（卵焼き、目玉焼き）
✔️ 納豆
✔️ 豆腐
✔️ 鶏ささみ、ツナ缶
「スイーツ＝甘いだけ」と思いがちですが、乳製品や卵を使ったものは意外とたんぱく質も摂れるので、上手に活用してみましょう。
まとめ
食欲がない時でも、体力回復のために少しずつでも栄養補給を心がけることが大切です。
✔️ 水分をこまめにとる
✔️ 一口サイズで手軽に食べられるものを準備
✔️ 喉ごしが良く消化に良いものを常備
✔️ 少量でも栄養価が高い食品（乳製品・卵・豆類）を意識
「無理せず、できることから」が大切です。
体調に合わせて少しずつ取り入れて、元気を取り戻しましょう。
この情報が皆さんのお役に立てば幸いです。
