多くの人が悩んでいるので、今回はその解決策をお伝えします。
「横断歩道で青信号が点滅し始めると焦ってしまう…」
「歩くスピードが昔より遅くなった気がする…」
そんな経験はありませんか?
実は、横断歩道を安全に渡るためには、ある程度の歩行速度が必要なんです。
今回は、「横断歩道の信号時間の仕組み」や「安全に渡りきるために意識したい歩行速度」について、分かりやすくお伝えします!
横断歩道の豆知識:白線や信号時間にもルールがある
横断歩道をよく見ると、「白線の幅や間隔が決まっている」など、意外と細かなルールがあるんです。
✔️ 白線の太さ…45センチ
✔️ 白線と白線の間隔…45センチ
✔️ 横断歩道の幅…特に決まりなし(場所によって異なる)
横断歩道が広すぎると、人がバラバラに歩いたり、雨の日に滑りやすくなったりするので、適度な幅に調整されているそうです。
青信号の点滅の意味、正しく知っていますか?
歩行者信号が点滅すると、「急いで渡らなきゃ!」と思いますよね。
でも、道路交通法では、こんなふうに定められています。
✔️ 青信号が点滅しているとき
→「新たに渡り始めてはいけない」
→「すでに渡っている場合は、速やかに渡り終えるか、引き返す」
つまり、点滅し始めた時点で「スタートする」のはNG。
すでに横断中の場合は「急いで渡る」か「戻る」が正解です。
歩行者用信号の青の時間、どうやって決まっている?
信号の青時間は、「歩行者が無理なく渡りきれる時間」が基準になっています。
✔️ 基準歩行速度:秒速1メートル
(=時速約3.6km)
例えば、横断歩道の長さが10メートルなら、青信号は最低でも10秒ほどになります。
ただし、病院の近くや高齢者が多い地域では、もう少し長めに設定されていることもあります。
実際にある病院前の横断歩道では、長さ約10メートルに対して青信号が25秒、点滅が5秒でした。
それでも、点滅し始めてから渡るのは難しそうですよね。
自分の歩行速度、意識したことありますか?
普段、歩くスピードを意識することってあまりありませんよね。
でも、信号を安全に渡るためには「秒速1メートル以上」がひとつの目安になります。
✔️ 健康な成人の平均速度:秒速1.1メートル(時速約4km)
でも、加齢や筋力低下によって歩行速度は落ちると言われています。
特にリハビリの現場では、退院後に外出機会がありそうな方に対して、「毎秒1メートルで歩けるか?」を目標にリハビリを進めることも少なくありません。
「横断歩道を無理なく渡れる力」をつけることが、安全に暮らすためのカギになるからです。
今日からできる!自分の歩行速度を測ってみよう
「私、秒速1メートルで歩けてるかな?」と思ったら、こんな方法で簡単にチェックできます。
① 10メートルの距離を測って目印をつける(公園や自宅周辺でもOK)
② 普段通りに歩いて、何秒かかったか計測
③ 10秒以内なら秒速1メートル以上!
例えば、10メートルを12秒かかったなら、秒速0.83メートル。
「ちょっと歩くスピードを上げたほうがいいかな」と目安になります。
歩行速度を落とさないために、こんな習慣を
✔️ 毎日少しでも歩く
✔️ エレベーターではなく階段を使う
✔️ 信号を意識して、青になったら少しキビキビ歩く
無理なくできることから始めて、「安全に渡れる足」を作っていきましょう!
まとめ
✔️ 横断歩道の青信号時間は「秒速1メートル」が基準
✔️ 点滅し始めたら「渡らない」or「速やかに渡りきる」
✔️ 自分の歩行速度を確認して、普段から意識する
「横断歩道をスムーズに渡る力」は、元気に歩き続けるための目安にもなります。
少しだけ意識して、今日も安全に歩いていきましょう!
この情報が皆さんのお役に立てば幸いです。