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税金は本当に財源なのか?国債との違いと税の本当の役割を徹底解説!

税金は財源じゃない!?国債と税の本当の関係とは

多くの人が悩んでいるので今回はその解決策をお伝えします。
「税金は財源であり、国民の負担で政府の予算がまかなわれている」──これは多くの人が当たり前のように信じている話です。でも実は、現代の貨幣制度においてこれは誤解なのです。

今回は、「税金と国債の本当の関係」についてわかりやすく解説していきます。


税金は“財源”じゃない?

「税金は財源ではない」と聞くと、ピンとこない方もいるかもしれません。でも、国家の財政運営は、私たち家計の感覚とはまったく違います。

たとえば、令和4年度の国の一般会計歳入を見ると、税収は約6割、国債が約3割を占めています。しかし実際に予算執行のタイミングでは、税金はまだ集まっていません。
では、どのお金で予算が動いているのか?

その答えは、国債の発行です。
政府はまず国債を発行して資金を調達し、それを使って政策を実行。その後、税収でその一部を回収するという流れなのです。


国債発行=信用創造

この仕組みは、銀行の「信用創造」と似ています。
銀行は貸し出しの際、すでに持っている預金を動かすのではなく、新たな預金を“創り出す”ことでお金を生み出しています。

同様に、政府も国債発行を通じてお金を創出し、世の中に流します。
その結果、経済が活性化し、所得が生まれ、消費が増え、最終的に税収として一部が回収されるのです。


税金の本当の役割とは?

では、「税金は不要なのか?」というと、それも違います。
税には次のような重要な役割があります。

① 景気の調整機能

好景気のときは税収が増え、過度なインフレを抑えます。
不景気のときは税収が減り、国民の負担を軽くしてデフレを防ぎます。これは**自動安定化装置(ビルトイン・スタビライザー)**と呼ばれる重要な機能です。

② 経済格差の是正

累進課税によって、高所得者から多く、低所得者からは少なく税を徴収することで、格差の是正につながります。

③ 社会的行動の誘導

タバコ税、炭素税、関税など、社会に望ましい行動を促すためのツールとしても使われます。

④ 通貨価値の維持

日本では税金の納付に日本円しか使えません。このため、「日本円を手に入れたい」という需要が生まれ、日本円が通貨としての価値を保つことができます。


じゃあ、消費税はどうなの?

消費税は「全世代型社会保障の財源」とされていますが、実際には国債や国庫短期証券でまかなわれているのが実情です。しかも、消費税やインボイス制度は「公平・中立・簡素」の税制原則に反しており、むしろ経済を冷やす要因になっています。


政府が言う「財源がない」は詭弁にすぎない

「財源がないから増税が必要」
「社会保障のために消費税を上げる」

こうした主張は、国民の無知につけ込んだ“財源詐欺”のようなものです。
実際は、政府は必要なときに通貨を発行できるのですから、本来の目的に沿って景気を調整するための減税や支出をすべきなのです。


税金はたしかに必要ですが、それは「財源」としてではなく、経済をうまく回すための調整装置としての役割を担っているのです。
この事実を知ることが、増税と緊縮政策にだまされない第一歩になります。

この情報が皆さんのお役に立てば幸いです。

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