経済の話題

所得って何?

はじめに

まずは経済という言葉について
整理しておきましょう!

経済というと
皆さんはどのようなイメージを
持たれているでしょうか?

『なんだか難しいイメージ』
『ビジネスマンって感じ』
などなどが多いのではないでしょうか?

ただ実は、
経済とはビジネスのことでは
ありません。

経済とは、
『国民が豊かに安全に暮らすための政治』
という意味の
【経世済民】
が由来となっています。

では豊かに暮らすの
豊かとはどのような状態なのでしょうか?

豊かになるとは?

豊かになる。
ということは
必ずしもお金が増えることでは
ありません。

例として、
1000万円借金をして、
財布に入れたとしても
それは返さないといけないお金。

これでは豊かになったとは
言えないですよね。

豊かになるとはお金が増える
ではなく、
所得が増えるということです。

所得というのは、
簡単に伝えると
給料のことと思ってください。

ただ給料が増えても、
物価がそれ以上に
上がってしまえば、
豊かになったとは
言えませんよね。

所得とは?

所得とは、
生産者として働くことで、
財やサービスを生産し、
お客さんに買ってもらうことで、
初めて生じます

※ここでのお客さんは
厳密にいうと企業や個人、外国を
指します。

働いても買ってもらえなければ、
所得は発生しません

私たちは所得を得ると、
そのお金をもって
お客側に回ります。

そしてまた別の人の
財やサービスを購入し、
またその人が購入側に・・・
とサイクルが回っています。

この回っているサイクルが経済であり、
厳密には、実体経済と言われています。

まとめ

  • 経済は経世済民が由来
  • 所得は生産したサービスが
    購入されることで生じる
  • 所得がまた次の人の所得を生む
    このサイクルが実体経済

おわりに

【金は天下のまわりもの】
【お金は社会の血液】
などの言葉があるように、
循環することで
経済は活性化されていきます。

よく公務員はもらいすぎだ!
と言われているシーンを
ニュースで見たりしませんか?

ただ経済の観点で
考えると、その人の所得が減れば、
その次の所得も生まれなくなります。

誰かの足を引っ張ると、
共倒れになりかねません。

経済って奥深いなと
改めて思いました。

微差を積み重ねていきましょう!

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