はじめに
家計の管理においては、
まず自分の収入を正確に把握することが
何よりも重要です。
会社員の人は特に
給料明細で給料から
どのような費用が引かれているのか?
というような内容から
まずは確認していきたいと思います!
毎月給料から引かれるお金は?
引かれる主なお金としては、
・所得税
・住民税
・健康保険料
・厚生年金保険料
・雇用保険料
等があります。
これらは
非消費支出と呼ばれており、
給料から直接天引きされます。
所得税は、
税率が5~45%となっており、
所得が多い人ほど税率が高くなる
累進課税となっています。
住民税は、
一律10%となっており、
前年の所得で計算される仕組みです。
所得税と住民税は、
年末調整や確定申告で所得控除を
行うことによって、
税金が節約できます。
健康保険料と
厚生年金保険料は
会社と従業員が折半して
支払うことになっています。
給料明細に記載されている金額は、
自分が負担している分だけとなっており、
会社はその同額を支出しています。
雇用保険は、
失業に備えた保険となっており、
2022年度では、
保険料は給料の1.35%で、
会社が0.85%、個人は0.5%の
内訳となっています。
給料の総支給額から、
非消費支出を引いたものを
手取り収入と呼ばれる、
実際に振り込まれる支給額です。
この金額を
可処分所得といいます。
現役と年金生活の収入変化
収入については、
一生同じ金額がもらえるわけではありません。
勤続年数が長く役職につく人が、
多い50代をピークとして、
収入額は減っていきます。
65歳を超えて
大きく減るのは、
仕事を退職し年金生活を
始める方が多いためです。
年金も給料同様に、
額面がそのまま手元に
残るわけではありません。
年金からも
税金や社会保険料が
差し引かれます。
将来、年金がいくらもらえるかは、
現役時代の働き方や
収入に応じて変化します。
ライフプランを立てる上で、
現在の収入を把握すると同様に、
自分の年金種類や、
受け取り見込み額も計算してみましょう!
50歳以上なら、
毎年誕生月に届く、
ねんきん定期便で見込み額がわかります。
30代や40代の方などは、
公的年金シミュレーターなどで
試算してみることをお勧めします!
おわりに
ただ、
50歳以上で確認したときに
『あれ?足りないかも?』
となっても対策とれるものが少なく、
また大きく増やそうとすると
必要以上にリスクを負わないと実現しない
可能性も出てきます。
なので、
できるだけ若いうち
(今日が一番若い日です。笑)
に一度確認されてみてはいかがでしょうか?
もし年金が自分が思っているよりも
少なくて不足するかも?
と感じたらどのように補っていくかなど
考えてみましょう!
無知はコストです!
一緒に頑張っていきましょう!!