経済の話題

投資と投機って何?

はじめに

前回の経済編の記事では、
財政支出について
確認をしましたよね。

政府の財政支出は大きく3つあり
消費、投資、所得移転。
その政府の支出がどれだけ
GDPを増やすのか。
関与したのは、
どの支出なのかを見ることが重要
という話でしたよね?

思い出してもらえました?

今回は
投資と投機について
整理していきましょう!

投資と投機って?

資本主義とは、
企業が生産能力を高めるために、
工場建設などの投資により
企業成長していく
モデルと言われています。

投資のために
必要であれば、
企業は銀行から
お金を借ります。

そのため、
銀行融資と投資は
経済活動として
行われていることになります。

投機とバブル

一方で、
私たちは銀行から
借りたお金を
資産の購入にもあてられるわけです。

具体的には、
土地であったり、
株式などがあげられます。

どうしてお金を借りて
土地などを購入するかですが、
値上がりを期待しているためです。

この値上がり益のことを
キャピタルゲイン
呼びます。

このキャピタルゲイン目的で
銀行などから
お金を借りて購入することは
投資ではありません。

これは投機になります。

英語ではスペキュレーション
と呼ぶそうですが、
英語が私は苦手なので、
聞きなれない単語でした。

投資はちなみに
インベストメントで、
以前漫画でインベスターZ
ってありましたよね。

『これだったのか!』と
改めて思いました。

すみません。
話に戻りますね。笑

この投機が爆発的に起こると
バブルと呼ばれる現象になります。

皆がお金を借りて、
値上がり目的で
購入することで、
実際に資産価格は上がります

その光景を見た周りの
人たちが
「私も!俺も!」
となりこのサイクルが
回り続けることで
バブルが大きくなっていきます。

このバブルですが、
購入される資産については
実際に価値があるものでなくても
かまわないとされています。

以前私のインスタグラムの
問題にも出したのですが、
人類史上初のバブルは
何でしたっけ?

・・・

・・・

・・・

そう、約400年前に
オランダで生じた
チューリップバブルでしたね。

お金を借りて、
皆が借金までして
球根を買いまくったことで、
最大で球根一つに
2億4000万円になったとも
言われています。

「タイムスリップして
球根持っていきたいですね」

ただその後にバブルが崩壊し、
価格は100分の1に減少しました。

では、日本で起こったバブルは
どうだったのでしょうか。

もちろん土地や、株式も
価格が上昇していましたが、
ゴルフ会員券の上昇が
バブルを代表しています。

当時のゴルフ会員権の
全国の平均価格が
4200万円だったそうです。

借金してまで、
値上がりを期待して
購入していたわけですね。

現在の価格は100万円程度と
伺っています。

まとめ

  • 投資と銀行融資は
    日常的に行われる活動
  • キャピタルゲインを期待して
    借金して購入するサイクルが
    活性化するとバブルが起こる

おわりに

チューリップ、ゴルフ会員権など
その時の流行で
バブルが起こったという
事実は認識しておきたいですね。

よくわからないものは
調べてから手を付ける。

よくビジネス本に書いてあり、
子どもの頃から言われていた
言葉ですが、本質なのかもしれませんね。

微差を積み重ねていきましょう!

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