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バランスシートで家計の健全化と計画を!

はじめに

将来に備えるといっても、
家計が健全で貯蓄に回せる
お金がなければ、
貯めたり増やすことはできません。

そこで今回は、
自分の家計の状態を知るための
バランスシートについてや
お金の計画について
説明していきます!

バランスシートで家計の評価を

バランスシートとは、
企業が会社の決算の時に
作成する書類の一つで、
試算や負債の状況を
記載したものになります。

これを家計に考えると、
家計の現時点での健全度が
評価することができます。

バランスシートでは、
左側に資産、
右側に負債と純資産を記載します。

純資産というのは、
資産と負債の差額であり、
右側と左側は必ず同額になります。

この同額になる点で、
バランスシートと言われています。

資産よりも
負債が多い場合は、
純資産はマイナスになります。

ただ、住宅ローンなどの場合は、
借り入れの金額があるといっても、
それによって、
土地や建物といった
資産が手に入っていることから、
単純に純資産はマイナスにはなりません。

債務過多なら家計の見直しを

純資産のマイナスや
負債の残高が大きいなどあれば、
家計は健全度が低いといえます。

年に一度はバランスシートを作成し、
負債が順調に減っているか
確認が必要になります。

毎月の家計が赤字では、
借入金などの早期の返済も
当然難しくなります。

そのため、
まずは日々の生活費の無駄を
洗い出す必要性があるわけです。

日常の生活にいくら使用しているか
などは、
家計簿をつければ評価が可能です。

最近ではスマホの
家計簿アプリなどで
収支を管理できます。

また税金などの
非消費支出も見直しの対象になります。

ここは非常に重要です。

源泉徴収で天引きされた
所得税額は
多すぎる可能性があります。

控除できる内容を見つけては、
年末調整や確定申告を
積極的に活用しましょう。

併せてキャッシュフロー表で未来も考える

家計簿で収支をつかんだら、
将来のライフプランを考えましょう。

ライフプランは、
将来にわたる生活資金をどうまわすか
というのを計画することです。

といっても、
未来は不確定なことも多く、
予想がつきにくいですよね?

ただ、
いつまでに、このようなことをしたい。
というような目標や計画の設定は
決して無駄にはなりません。

もし計画通りにいかなくても、
対策や軌道修正を目標に対して
設定できるためです。

キャッシュフロー表は、
1年ごとの概算の収支を計算して、
ある程度長期にわたるお金の動きを
見える化するものになります。

FP協会のHPなど
最近はキャッシュフロー表を
載せているところも多いので
ぜひ作成してみてください!
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/files/11_cashflow.pdf
(FP協会HPより引用)

おわりに

何事も事前対応が必要なんだなと
改めて日々感じています。

自分がどうしていきたいのか?
ということに正解不正解はありません。

ただ、その夢やイベントの実現に対しての
計画は必要になります。

だからこそ、
少しずつでも設定して
準備していきたいものです!

無知はコストです!

一緒に学んでいきましょう!

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