はじめに
経済から金融を学び、
そして投資の商品について
学ぶという観点で
今回は経済活動と景気について
説明したいと思います!
経済って?
経済とは、
・国を治め人民を救うこと
(経世済民、経国済民)
・人間の共同生活の基盤をなす、
生産、分配、消費の行為
過程、ならびにそれを通じて
形成される人と人の社会関係の総体
・費用のかからないこと。
費用をかけないことの倹約
(エコな人のような使い方)
このことから、
経済学とは、
無駄のない効率的な経済活動を研究する
学問とされています。
経済を動かす登場人物とは
登場するのは
・政府
・家計
・企業
となっています。
政府と家計のやりとりでは、
公共サービスと納税が。
政府と企業のやりとりでは、
サービスと納税が。
家計と企業のやりとりでは、
労働と賃金が
行われています。
このことから、
企業は生産活動を、
家計は消費活動を、
政府は財政活動により、
セーフティネットを実施している
ことになります。
このやりとりの中心には、
お金が介しており、
このお金を介する全ての活動が経済であり、
言い換えれば、
ヒト・モノ・カネを
どう使うか。
これが経済と言い換えることもできるわけです。
金融機関の役割って?
金融とは何でしょうか?
文字の通りで、
お金を融通することであり、
言い換えれば、
お金の余ったところ、足りているところから
お金の不足しているところ、足りないところに
渡すことと言えます。
身近な例で確認すると、
金融機関は企業に融資を行うことで
利子を得ています。
家計においては、
金融機関に対して
預貯金などの蓄財を行います。
その預貯金への金利として、
家計に利子を渡しているわけです。
このことから、
融資の利子と
預金などで支払う利子の差、
利ざやを得ていることになります。
この活動の中で、
企業は融資して得た金額から、
・設備投資
・雇用拡大
などを行っているわけです。
景気って何?
景気とは、
経済全般の大きなトレンドのことであり、
循環しているのが普通です。
この循環している時の
部分部分には名称がついており、
・不況の時:谷
・好景気までの回復場面:拡大
・好況期の時:山
・好景気から不況まで:縮小
となっています。
この名称を知ることによって、
何を得ることができるかですが、
景気とは、
経済全般の動きを指すだけで、
個別で見ると、
景気が悪いけど、業績が好調などが
存在しているわけです。
なので、
谷の時にも業績が好調の
企業や業種とは何なのか?
景気と同様に
推移するような企業や業種は
何なのか?
というような目線が
重要となってきます。
実際に、
このような観点から、
ポートフォリオ(資産配分)
を組まれている人もいます。
景気は良い?悪い?
景気は絶えず循環を
繰り返しているものとされています。
トイ用のも、
需要と供給のバランスにより決まる
部分もあることから、
市場における自由の競争が
存在しているからです。
株価が上がったら売る、
株価が下がったら買う。
などの一定数が存在するからです。
これらの要素を
考えても、
景気循環は、
資本主義経済に特有の現象であると
言えます。
4つの景気循環の波動って?
景気は、
みる観点で、
循環のサイクルが様々言われています。
・キチンの波:3〜4年周期
在庫が関係
・ジュグラーの波:10年周期
設備、投資が関係
・クズネックの波:20年周期
建物、人口分布が関係
・コンドラチェフの波:40〜60年周期
技術革新が関係
このサイクルの名前を
覚えるというよりも、
景気というのは、
いろんな要素で変わると考えておくということが
重要になります。
景気の判断の指標としては
・CI
・DI
などがありますから、
また今後説明していきたいと思います。
おわりに!
現在は多くの情報が氾濫するまさに
インフォデミックと言われています。
インフォデミックとは、
ネットなどで噂やデマも含めて大量の情報が氾濫し、
現実社会に影響を及ぼす現象を指しています。
「情報(Information)」と、
感染症の広がりを意味する
「エピデミック(Epidemic)」
を組み合わせた造語です。
そのため、
お金を増やすだけでなく、
守るためにも学ぶ必要があり、
良質の情報選択判断を自分でできるようになる
ことが求められます。
『物価は毎年10%上がるんですよ。だから20%くらいの商品でないとだめですよ。』
などを言われた時に
『そうなの?だったらそのリスクで行こうか』
となるのか、
『いや、国の設定しているインフレターゲットって2%じゃないですか?』
となるのかは大きな違いです。
だからこそ、
守るためにも経済から金融そして投資というものを体系立てて
学ぶことは重要になります。
なので、
ぜひとも経済について、
一緒に学んでいけたらと思ってます。